#ふくのぶっくくらぶ

坊ちゃん

真っ直ぐな性格のためか 

いじめらたり 乗じられたりした坊ちゃん

P11- おれは何が嫌いだと云って人に隠れて自分だけ得をする程嫌な事はない。

P48- いたずらと罰はつきもんだ。罰があるからいたずらも心持ちよく出来る。

P67- 正直にしていれば誰が乗じたって怖くはない

P125- 人間は好き嫌いで働くものだ。論法で働くものじゃない。

正義感に溢れていて

正直で まっすぐな性格

それ故 周囲とぶつかって

損をしてしまう主人公

読書会の終盤 

参加者からの問いかけがー

「この時代もそうだったように

今の時代 このような生き方

生きづらいってことこないですかね」

「みなさんは どうされてますか?」

「今の時代も たぬきや赤シャツ

野太鼓みたいな奴はいるわけで

そういえば赤シャツの弟もいたなぁー」

(いけすかないやつ)

「仕事上は 

なるべく波風たてないようにとゆーか 

自分をあわせるとゆーか」

「一旦受け止めて 整理して冷静になって」

「待機説法であたる」

(流石 お寺の境内で開催だけある意見)

「喧嘩に負けないような教養を身につけ策を講じる」

中学だったか

高校の時だったか

どちらにしても 

当時は別に面白いとも思わなくて

今の歳になって やっとワクワク読めた

古典ー 近代小説ー

ははなるもの 

暖かさの潜む場所 キヨ

その

キヨと坊ちゃんの物語り

時をかけるゆとり

P,256  「ぎゃー!!」

直木賞をもぎとった語彙力を駆使して

その時の気持ちを的確に表現

ーーー直木賞で浮かれていたら(男性作家としては史上最年少)尻が爆発するより

ゆとり世代からZ世代へ

ちょうど移り変わる

同年代の参加者からは 

次々に共感がー

「学生時代 自分にもあったなぁと 

 一緒に笑える」

P,242- 自分の文章に酔ってない⁈

「自分が酔っているのはわかっていて 

それを俯瞰的に見ていて 

受け入れているところに好感が持てる」

「斜に構えたような スかした感じが

うん わかるわかる… 感じかなぁ」

では この素敵な世代の親たちはどうか?

P,128- 母親がいろいろと間違う

歳を重ねるごとに 女性はおもしろくなってゆく…

おかんはいつの時代も愛すべきかな

「そう 歳を重ねるにつれて

 〇〇やったつもり 

 〇〇したはずなのに 」

「そうなってない…」

おかん世代の自分にも

ツッコミ入れつつ

その観察力に 感心頻り

Screenshot

カフネ

県立音楽堂 ーーー いつものカフェにて

P265「みんないなくなっちゃう」

不覚にも涙がポロポロポロ…

最後のクライマックス

電柱でせつなが佇んでいる

ーーー 涙が止まらない

主人公せつなと 

推しの

伝説の家政婦タサン志麻さんが重なりあう

シックな本のジャケットに

2025年 本屋大賞受賞 32万部突破

蛍光色の帯の キャッチコピーが踊る

書店の柱まわりに陳列されている流行りの本

課題本として紹介されなければ

出会っていなかったと

読書会に感謝ー